古賀茂明

古賀茂明(こが・しげあき)/古賀茂明政策ラボ代表、「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者。1955年、長崎県生まれ。東大法学部卒。元経済産業省の改革派官僚。産業再生機構執行役員、内閣審議官などを経て2011年退官。近著は『官邸の暴走』(角川新書)など

  • 日本大脱出!「エクソダス」元年 古賀茂明

    日本大脱出!「エクソダス」元年 古賀茂明

     2022年は、日本の賃金が先進国の中でも異常に安いということが一般の人に広く理解された年だった。これはとても良いことだ。政府も経営者も労働者や世論の賃上げを求める声に真剣に対応せざるを得なくなるから

    週刊朝日

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  • 倫理観も夢も失った官僚達 古賀茂明

    倫理観も夢も失った官僚達 古賀茂明

     かなり前から、霞が関の若手官僚が次々に退職して行くことが話題になっている。その原因について、幹部職員の不祥事、長時間の無報酬での残業など職場のブラック化、低い給与水準、スキルアップ機会の欠如などが挙

    週刊朝日

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  • 台湾有事に嵌る日本、逃げる韓国 古賀茂明

    台湾有事に嵌る日本、逃げる韓国 古賀茂明

     自民党の萩生田光一政調会長が与党の党三役として19年ぶりに台湾を訪問したことが話題になった。同氏は、「台湾有事は、日本有事であり、日米同盟の有事であるという安倍晋三元首相の言葉の正しさを、中国自身が

    週刊朝日

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  • 国民が猫を噛む鼠になる日 古賀茂明

    国民が猫を噛む鼠になる日 古賀茂明

    「実質賃金7カ月連続減少」。12月6日に厚生労働省が発表した10月の毎月勤労統計の結果だ。物価変動を考慮した一人当たり賃金は一年前の10月に比べて2.6%という減少幅だった。4月からマイナスが続くうえ

    週刊朝日

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  • 正義も公正もない日本という国 古賀茂明

    正義も公正もない日本という国 古賀茂明

      森友学園に関する公文書の改ざんを強要され、後に自殺に追い込まれた近畿財務局の職員赤木俊夫さんの妻、雅子さんが、改ざんを指示した佐川宣寿理財局長(当時)を訴えた裁判で、11月25日、大阪地

    週刊朝日

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  • 何もかもビジョン欠如の岸田政権 古賀茂明

    何もかもビジョン欠如の岸田政権 古賀茂明

     防衛力強化のための政府の有識者会議が11月22日に報告書を出した。政府は防衛費倍増を考えているが、報告書は、その財源として「幅広い税目による負担が必要」だと提言した。所得税や消費税も含めて防衛費のた

    週刊朝日

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  • マイナンバーカードは生活者のためか権力者のためか 古賀茂明

    マイナンバーカードは生活者のためか権力者のためか 古賀茂明

     マイナンバーカードの普及に政府が必死だ。ポイント付与などの「餌」で釣る作戦が失敗に終わると、今度は、健康保険証をなくしてマイナンバーカードと一体化することを義務化するという強硬手段に出た。 世界の国

    週刊朝日

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  • どうなる? パナソニックの電池 古賀茂明

    どうなる? パナソニックの電池 古賀茂明

     電気自動車(EV)で日本の自動車メーカーが世界に遅れをとったことはよく知られるようになった。トヨタの派手なCMは、同社がEV化の先端企業であるかのような印象を与えているが、世界では、米テスラが年間1

    週刊朝日

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  • 岸田政権の危機を喜ぶのは誰? 古賀茂明

    岸田政権の危機を喜ぶのは誰? 古賀茂明

     自民党岸田文雄内閣の支持率が低空飛行を続けている。何とか起死回生の一打にと願って打ち出した経済対策もただのバラマキと批判され、評判は散々だ。 国会運営も最近では珍しく野党ペースだ。その背景には、日本

    週刊朝日

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  • 不要なはずの指印を押させる警察 古賀茂明

    不要なはずの指印を押させる警察 古賀茂明

     10月25日の河野太郎デジタル相のツイートに大きな反響があった。「この通知にもあるように、交通違反をした時の切符の押印または拇印は任意で、違反者の義務ではありません。」という短いものだ。そこには令和

    週刊朝日

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