第1375回 犬と一緒が当たり前の家族に 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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第1375回 犬と一緒が当たり前の家族に

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ひな(土田さん提供)

ひな(土田さん提供)

 昨年、13年飼っていた愛犬、コーギーのさくらを亡くしました。

 当初は、この年から犬を飼うのは厳しいねと夫婦で自分たちに言い聞かせていました。

 しかし、さくらを目に入れても痛くないほど可愛がっていた奥さんの消沈ぶりを見るにつけ、次第に考えが変わりました。まあ今はお互い元気だし、先のことを心配しすぎても仕方がないよねと考えを改めたのです。

 飼うならまたコーギーにしよう、しかしさくらとは雰囲気が違うのがいい──。1カ月後に長野県のブリーダーの犬舎へ出向きました。そして、現地で対面したのが生後8カ月だった「ひな」(写真、雌、1歳)でした。

 ひなは体もマズル(鼻の部分)も小さくてあまりコーギーぽくありません。顔が茶毛でそこに黒い模様があるため、これがしわのように見えてしまう。うーん、ひなは残念な顔に生まれたね、と顔を見るたびにおかしくなります。

 片田舎の静かな所からわが家に来て環境が大きく変わったためか、彼女は散歩をしていてもすれ違う車や人や周囲の音を怖がって、尻尾は下がりぎみ。ところが、家に帰ればピンとあがって平常心に戻ります(笑)。

 家では元気いっぱい走り回り、絨毯をはがしたり落ちていた洗濯ばさみを噛んでボロボロにしたり、とやりたい放題。引っ張りっこが大好きで、玩具を私の足元へ並べては遊べ!としつこく催促します。

 いつも無視しきれずに相手をするため、いつの間にか私は遊び担当になってしまいました。

 これからは静かな生活になると思っていたのが、ひなが来て毎日にぎやかになりました。どうやら、わが家は犬と一緒が当たり前の家族になってしまったようです。

(土田克也さん/千葉県/67歳/無職)

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(更新 2020/5/28 )


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