ガラス張りの海中レストランは、コンラッド・モルディブ・ランガリ・アイランドに2005年オープン。(モルディブ/アリ環礁)
ガラス張りの海中レストランは、コンラッド・モルディブ・ランガリ・アイランドに2005年オープン。(モルディブ/アリ環礁)
アフタヌーンティーをしていたら、キリンがのぞきに来た。滞在ゲストが朝食をとっているときにもよく現れる。(ジラフ・マナー/ケニア・ナイロビ)
アフタヌーンティーをしていたら、キリンがのぞきに来た。滞在ゲストが朝食をとっているときにもよく現れる。(ジラフ・マナー/ケニア・ナイロビ)
スティングレイ・シティの水深は、深いところでも4mほど。スノーケリングでも、ダイビングでも一緒に泳ぐことができる。(カリブ海/イギリス領ケイマン諸島)
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スティングレイ・シティの水深は、深いところでも4mほど。スノーケリングでも、ダイビングでも一緒に泳ぐことができる。(カリブ海/イギリス領ケイマン諸島)
『死ぬまでに絶対行きたい世界の楽園リゾート』
<br />三好和義著(執筆協力・たかせ藍沙)
<br />PHP研究所 1365円(税込)
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『死ぬまでに絶対行きたい世界の楽園リゾート』
三好和義著(執筆協力・たかせ藍沙)
PHP研究所 1365円(税込)

「楽園写真家」としてつとに知られる三好和義が、世界各地の極上リゾートを撮影したビジュアルブック『死ぬまでに絶対行きたい世界の楽園リゾート』を出した。楽園を求め世界中を旅した写真家がみとめた多数のスポットやホテルなどを、“絶対行きたい至上の楽園” “癒しのビーチ・マリンリゾート”など、テーマでくくりながらたっぷりと紹介している。

 世界一の美しさとしばしば称えられる、コンラッド・モルディブ・ランガリ・アイランド(モルディブ/アリ環礁)、満天に出現するオーロラが眺められる、雪と氷で造られるアイスホテル(スウェーデン・キルナ)など、ため息もののリゾートをズラリと掲載。
 施設だけではく、地域やスポットそのものの紹介にも多くのページを割いている。その範囲はまさに世界規模だ。砂漠に囲まれた紅海にあり、驚くほど水の透明度が高くマンタやナポレオンフィッシュにも高確率で出会えるという、シャルム・エル・シェイク(エジプト・シナイ半島)をはじめ、オランウータン(ボルネオ島)、キリン(ケニア・ナイロビ)などのさまざまな「動物に出会えるリゾート」、また「世界遺産のリゾート」など、盛りだくさんだ。

「よく人に『楽園とは?』という質問を受けます。僕の答えはいつもひとつ。心が和み、癒される場所。落ち着ける場所です。それは誰の心にもあると思っています。」(本文より)。
 
 楽園写真家が選んだ本当の「楽園」。そして誰の心にもある、それぞれの「楽園」。その入り口を、まずはこの本から探してみるのもいいだろう。

『死ぬまでに絶対行きたい世界の楽園リゾート』
三好和義著(執筆協力・たかせ藍沙)PHP研究所刊