隅田川を横断して、対岸の佃島渡船場に向かう佃島渡船。二艘目が無動力の客船で、後部に総舵手が乗り組んでいた。背景の佃島右側奥に銭湯(日の出湯)の煙突が見える。(撮影/諸河久:1964年8月24日)
佃島渡船の客室スナップ。ボックスシートが配置されており、乗客はちょっとした船旅を楽しめた。甲板上には自転車を積載していた。(撮影/諸河久:1964年8月24日)
廃止3日前の佃島渡船場風景。画面左側の「佃島渡船」の石碑は移築保存されている。(撮影/諸河久:1964年8月24日)
佃島渡船場跡の近景。隅田川の堤防は嵩上げされ、渡船乗り場の跡地には「佃まちかど展示館」が建設された。展示館の右側に移築された「佃島渡船」の石碑が見える。(撮影/諸河久:2021年2月7日)
新佃島停留所で乗降扱中の23系統月島行きの都電。画面左側に折返し分岐器があり、11系統新宿駅前行きや臨時9系統渋谷駅前行きが発着していた。(撮影/諸河久:1965年10月28日)
佃大橋架橋時に埋め立てられた佃川の初見橋跡を走る23系統福神橋行きの都電。右側に佃大橋の終端道路と左側に佃島説教所の寺院が見える。月島通三丁目~新佃島(撮影/栗原秀行:1970年11月29日)
初見橋交差点の現景。頭上に新富晴海線の新月陸橋が架橋されて、往時の面影は皆無となった。(撮影/諸河久:2021年3月4日)