根室本線(金山-東鹿越)。北海道で桜列車を撮影するのは、想像以上にむずかしい。そもそも北海道で咲く桜の種類と場所が限定されているわけで、そこに鉄道が関わる撮影地はほとんどない。そんな中、貴重な撮影地が南富良野にある。金山ダムで咲き誇るエゾヤマザクラだ。桜満開のタイミングを読むのがとてもむずかしい桜で、少ない列車本数と天候を条件に加えるとカメラマン泣かせである。桜と列車の撮影地として貴重だが、このエリアを走る根室本線は鉄道存続の危機にある。■キヤノンEOS 5D Mark IV・EF100~400ミリ
土佐大正駅から土佐昭和駅にかけては、蛇行する四万十川を突き抜けるように、真っすぐな高架橋が続く。一見撮影しづらそうだが、四万十川と数回クロスするので撮影ポイントが多い。国道上からお手軽に撮影もできるし、各所から河原へ下りる階段や道があるので、河原での撮影も可能だ。四万十川の流れは穏やかで、早朝や夕方に水鏡になるチャンスは多い。予土線(土佐大正-土佐昭和)■キヤノンEOS 5D Mark II・EF24~105ミリ