恐山菩提寺の境内。硫黄臭が立ち込め、地獄に見たてられる荒々しい岩場。この風景が私たちの魂を静かに、しかし、強烈に揺さぶるのだ(撮影/写真部・岸本絢)
死者の名前を記した手ぬぐいと草鞋。手ぬぐいは、あの世を旅する死者に汗をぬぐってもらうために供えられている(撮影/写真部・岸本絢)
俗世と霊界を隔てる三途の川と太鼓橋。この橋の脇を通り過ぎると、人間の信仰心が作り上げた世界が広がる(撮影/写真部・岸本絢)
宇曽利湖を背にして立つ、恐山菩提寺の院代(住職代理)の南直哉さん。福井県の曹洞宗大本山・永平寺で約20年間修行を積み、2005年から恐山に(撮影/写真部・岸本絢)