鎌倉、由比ヶ浜海岸。2017年、鎌倉花火大会の司会の前に
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 春は出会いの季節。外国人の上司や同僚ができた、友人から外国人の友人を紹介されたという人も多いだろう。初対面の相手と話すだけでも難しいのに、英語となるとさらにハードルが高くなる――と悩む人のために、10代をアメリカで過ごしたバイリンガルで、実はアガリ症だったという人気DJの秀島史香さんが相手の心をつかむ英語の自己紹介のコツを教えてくれた。現在発売中の「AERA English 2018 Spring & Summer」(朝日新聞出版)より抜粋してお届けする。

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 海外旅行や留学、ビジネスシーンなど、初対面の人同士のコミュニケーションは自己紹介から始まります。自己紹介がうまくできるかどうかでその後が決まりますから、「この人おもしろい。話しかけたい」と思わせる切り出し方を心がけてください。くすっと笑わせると一気にいい空気をつくれますよ。

 一番避けたいのは、「間違えちゃいけない」と紋切り型のことしか言わないこと。教科書にある表現そのまま、かしこまって“My name is Fumika.”と始めると、相手との間に一気にバリアを張ってしまう。かしこまらずに“I’m Fumika.” とまずは笑顔で。そのまま“Nice to meet you!” とノリよくワンセットでつなげましょう。

 自分の人となりを英語で説明しようとすると頭が真っ白になる、と悩む人も多いでしょう。わかります、私ももともと超アガリ症だったんです。今でも緊張はしますが、数々の修羅場を経験して、「こうすれば楽になる!」という対処法を自分なりに編み出しました。

 その一つが、定番の自己紹介ネタを用意すること。定番ネタを暗記しておくと、急に自己紹介を振られたときも慌てずに済みますし、プレッシャーは確実に軽くなります。

 私の基本パターンとしては、出身地である湘南の話をします。定番の自己紹介をご紹介しますので、参考にしてください。

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