毎年夏に放送される日本テレビ系「24時間テレビ 愛は地球を救う」といえば、番組の名物企画「チャリティーマラソン」のランナーの人選が注目を集める。
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お笑い芸人・ブルゾンちえみが走った昨年は事前の告知はなく、チャリティーマラソンランナーが番組オンエア当日にサプライズで発表されるという新たな試みも話題となった。
チャリティーマラソンランナーについては、番組の目玉ということもあり、その人選などの情報は同局内でも発表までトップシークレット扱いになる反面、こんな事情も。
「局をあげての看板番組ということに加えて、ランナーの体調管理の問題や練習期間などが必要なことから、他の番組に比べるとかなり早い時期にキャスティングは決まりますね。すでに番組の会議も行われています」とは同局の局員。
もっとも、今年のチャリティーマラソンランナーに関しては人選にかなり苦労しているようだ。
「チャリティー番組ということで、基本的には好感度が高く、老若男女に知名度があり、体力的な問題がない人がふさわしいのですが、なかなか良い人が見当たらず。ウチで昨年末に放送された『女芸人No.1決定戦 THE W』で優勝を果たしたゆりやんレトリィバァさんなんかの名前も挙がっていますが、昨年にブルゾンちえみさんが走っていることもあり、『2年連続で女芸人というのもどうなんだろう』という声もあって…」(同局員)
そうした中、候補の一人として浮上しているのが、梅沢富美男という。
梅沢といえば、最近では「ライザップ」のCMに出演し、肉体改造により約半年間で約13kgのダイエットに成功した姿を披露して話題となっている。
元々は、大衆演劇の女形として"下町の玉三郎"と呼ばれるなど人気を集めて、俳優、歌手として活躍。近年は、バラエティー番組や情報番組でコメンテーターとしても活動している。
「コメンテーターとしては時に厳しい意見や毒舌も披露していますが、昭和の頑固おやじのキャラクターが女子高生など今どきの若い女性たちにとってはかえって珍しく映るようで、au三太郎シリーズのCMにも起用されるなどブレークしています。元々、年配層には知名度があるうえ、若い人たちにも親しまれているという点はチャリティーマラソンランナーとしても魅力ですよね」(同局の情報番組のスタッフ)
ネックになりそうなのは、67歳という年齢だが、「11年には当時70歳の徳光和夫さんが走っている前例もありますし、今回の"肉体改造"も追い風になるのではないでしょうか」(同スタッフ)
梅沢の動向に要注目だ。(平田昇二)