すでに書いたとおり、「ヘイ・ジョー」はシングルとして録音されたもので、イギリスでのB面は「ストーン・フリー」。どちらも翌67年春英国発売のファースト・アルバム『アー・ユー・エクスペリエンスト』には収められていないのだが、これもまた当時としては珍しくなかったこととして、アメリカではヒット曲中心の編集が行なわれ、ジャケットも変更されるなど、状況がかなり異なっていた。「ヘイ・ジョー」のアメリカ盤シングルは同年5月に発売されていて、B面は「51stアニヴァーサリー」。まるで今のこの時期とぴったり符合するような曲だった。(音楽ライター・大友博)

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