投手では、昨年まで千葉ロッテに所属した李大恩の名前もある。昨年は一軍での登板は3試合に終わったが、イースタン・リーグでは10勝を挙げて最多勝に輝いた。昨年オフに兵役のために帰国し、千葉ロッテを退団した李大恩だが、プレミア12でも勝利投手となった右腕は、今回も先発として期待されている。
その他では、2009年の日韓クラブチャンピオンシップで、巨人相手に先発した梁弦種(KIA)や、プレミア12でも代表だった張元準など、投手陣は、左腕の好投手が揃う。
野手では昨季、韓国リーグで首位打者と打点王の二冠王に輝いた崔炯宇(KIA)や2014年に韓国初のシーズン200安打を達成した二塁手の徐建昌(ネクセン)らが中心になりそうだ。
前回大会では、まさかの第1ラウンド敗退を喫した韓国代表だが、第1回と第2回大会では日本と8試合も対戦し、4勝4敗と5分の戦いを繰り広げてきた。プレミア12では1勝1敗だったが、準決勝での対戦で、日本は3対0から9回にまさかの大逆転負けを喫している。
宿命のライバルとしてしのぎを削ってきた両国は、第1ラウンドを勝ち上がれば、3月12日から始まる東京ドームでの第2ラウンドで、2大会ぶりに対戦することになる。