■「神ってる!」鈴木誠也の2夜連続サヨナラ弾!(6月18日)
広島の高卒4年目・鈴木誠也が、オリックス戦(マツダ)にて、2点を追う9回裏に左中間へ逆転サヨナラ3ラン。前日にも4対4で迎えた延長12回裏に2ランを放っており、史上10人目となる2試合連続のサヨナラ本塁打となった。緒方孝市監督が直後のインタビィーで話した「神がかっているよ。今どきの言葉で言うなら『神ってる』よな」との言葉は、その後の快進撃の象徴となり、年末の流行語大賞も受賞することになった。
■破竹の快進撃!日本ハムが球団新の15連勝!(7月11日)
6月19日から白星を連ねてきた栗山ファイターズが、この日のオリックス戦(京セラドーム大阪)でも4対1の快勝。球団の連勝記録を9年ぶりに「15」へと塗り替え、最大11.5ゲーム差あった首位ソフトバンクとの差を一気に5ゲーム差まで縮め、その後の逆転Vへと繋げた。
■困惑解決へ、新コリジョンルールが適用開始!(7月22日)
今季からプロ野球に導入されたコリジョン(衝突)ルール。前半戦では5月6日の西武対日本ハム戦(西武プリンス)、5月11日の阪神対巨人戦(甲子園)、6月11日のオリックス対DeNA戦(京セラドーム大阪)、6月14日の広島対西武戦(マツダ)の4例が、新ルールでセーフ判定となった。しかし、現場からは不満が噴出し、運用基準の見直しが行われた末に異例のシーズン途中での見直し。7月22日から新コリジョンルールが適用されることになった。
■福留孝介、史上最年長でのサイクル安打!(7月30日)
阪神の福留孝介が7月30日の中日戦(甲子園)でプロ野球史上64人目69回目となるサイクル安打を達成。7月20日に大島洋平(中日)が68回目を記録したばかりだったが、福留は2003年6月8日の広島戦以来となる史上4人目の複数回、そして史上最年長となる39歳3カ月での偉業達成となった。
■谷繁元信監督が電撃休養!事実上の解任!(8月9日)
中日球団がナゴヤドーム内で急遽会見を開き、谷繁元信監督の休養を発表した。会見に同席した谷繁監督は「結果がすべての世界なので仕方ない。心苦しくもあり、悔しさもある」と無念の言葉。今季は監督4年契約3年目で監督専任初年だったが最下位と低迷。同日の試合から森繁和ヘッドコーチが監督代行として指揮を執った。