新しい言語を学ぶうえでも、二つの言語を使えるメリットは大きかったという。

「スペイン語を学んだとき、意外にも日本語の母音の発音が役立ちました。韓国語の学習では、日本語の文法を参考にしつつ、ハングルをアルファベット感覚で置き換えて習得しています」

 昨年ママになった麻里さん。お子さんにも自分と同じような道を歩ませたい?

「できれば英語と韓国語も生活の中で楽しく伝えられたらいいなと思います。絵本を読んだり、音楽を聴いたり、歌ったり踊ったりしながら」

 本誌を読むママやパパたちの中には「英語が苦手」と思っている人もいるだろう。そんな人でも、子どもと英語を楽しめますか? と聞くと、「いやいや、日本人のほとんどは、英語が話せますよ!」と真剣な顔で強調した。

「理想が高くて完璧主義なのは日本人のすばらしさですが、中学で習った英語で十分通じるんです。アクセントの違いだって個性だし魅力。『セクシー』『かわいい』と言われることも多いんですよ。他の国には、英単語を並べているだけなのに、『私、英語、話せる!』と自信満々な人もいます(笑)」

(構成・文/神素子)

※「英語に強くなる小学校選び2017」より抜粋

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