女子バレー予選グループリーグ、第3戦。1つでも順位を上げ、予選突破を目指す日本は、母国開催で五輪3連覇を狙う開催国ブラジルと対戦した。
この試合、日本のスタメンセッターを務めたのは田代佳奈美。カメルーン戦では途中出場で流れを変える活躍を評価されてのスタメン起用となったが、序盤は硬さが目立つ。何しろ相手はリオ五輪に備え、昨夏のワールドカップにも出場せず、強化に努めて来たブラジル代表だ。試合開始早々にキャプテン・ファビアナのサービスエースや、日本の木村沙織のスパイクをブロックで封じるなど3連続得点を挙げ、日本は0-3といきなりピンチを招く。
しかしすぐさま、今度は木村のサーブから日本が逆転。長岡望悠の連続スパイクや、荒木絵里香のサービスエースで8-4と4点差をつけリード、ブラジルはタイムアウトを要求した。