広島カープの菊池涼介選手が3月6日付で東京簡裁に調停申立書を提出したことが本誌の調べでわかった。交際相手の女性から8千万円の慰謝料を請求されたという訴えだが、交際相手との言い分には大きな隔たりがある。一体、何があったのか?
「シーズン前のこのような時期に、私の個人的なことでお騒がせして申し訳ない限りです」
本誌にこう訴えるのは、広島カープのモテ男、菊池涼介氏だ。手にしていたのは、バットやグラブではなく、東京簡裁に出された3月6日付の「調停申立書」――。
2012年に広島カープに入団した菊池氏。内野手として鉄壁の守備で知られ、2013年から2019年まで7年連続でゴールデングラブ賞を獲得。一昨年までの広島3連覇に貢献した。昨年のシーズン後は、アメリカのメジャーリーグ挑戦を表明したが叶わず、今年も広島でプレーすることになった。そして昨年9月にはメディアに明かさず、“極秘結婚”。近く二世が誕生する予定だ。
「子供も間もなく生まれるとあって、これまで以上に頑張るぞとの思いで、キャンプのために1月27日、沖縄のホテルに入りました。見慣れない番号から着信があり、電話をとると弁護士と名乗り、『Aさんの弁護士です。わかっていますよね』と言われました。弁護士からAさんの名前を聞き、戸惑い、ただ震えるばかりでした」
Aさんは菊池氏が結婚前に交際していた女性で、その代理人の弁護士からの電話だった。弁護士からAさんが菊池氏に対して慰謝料を求めているという説明を受けた。菊池氏はこう振り返る。
「広島出身の知人からAさんを紹介され、『軽く付き合えるならお願いします』と返事をし、会うことになりました。知人は私以外のカープ選手とも親しく、真剣な交際ではないとの意味はよくわかっていると思って頼んだのですが…」
Aさんとの最初のデートは東京でのドライブだった。その10日後に菊池氏はAさんと肉体関係を結ぶことになった。その後、1~2か月に1度程度、遠征先のホテルなどでAさんと会い、交際が続いたという。