対照的に、早期からコロナ対策に力を入れているのがお笑い界の大御所・ビートたけしだという。TBSの番組スタッフが明かす。
「たけしさんは3月上旬くらいから自前のスプレー式のアルコール消毒液をバッグに入れて常時持ち歩いています。複数本を持ち歩いていることもあり、ウチの『新・情報7days ニュースキャスター』の本番前の楽屋などで、付き人や懇意のスタッフの手や顔に自らスプレーしていました。たけしさんに直接吹きかけてもらえるありがたさやレア感もあり、日によっては行列ができることも。本人は『どこまで効くかわかんねえけどな』と言いつつ、まんざらでもない様子でした」
この微笑ましい“コロナ対策ルーティン”については、一部からはこんな声も聞かれる。
「たけしさん本人がわざわざ消毒液を購入しているとは思えませんし、弟子に買いに行かせているそぶりもありませんから、今年2月に再婚したことが明らかになった18歳年下のビジネスパートナーの女性の意向が反映されたのではないかとも言われています。たけしさんも70歳を超える高齢ですし、仕事柄、多くの人と接する機会は避けられない中、その身を案じて感染防止策の一つとして勧めたのだろうともっぱらです」(同番組スタッフ)
ウイルスは様々な人間模様を浮き彫りにするようだ。(立松茂)
※週刊朝日 2020年5月8‐15日合併号