左上から時計回りに田中みな実、滝川クリステル、新井恵理那、蓮舫。写真はすべて(C)朝日新聞社
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 田中みな実、蓮舫、滝川クリステル、杏。いずれも今年、話題になった女性たちだ。ドラマ「M 愛すべき人がいて‎」(テレビ朝日系)での怪演に、政治家としてのかみつきぶり、総理候補との第一子出産、夫の不倫と反戦アピール。彼女たちにはある「共通点」がある。青学こと、青山学院ゆかりの女性たちだということだ。

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 もともと、青学(特に大学)は女性キャスターの輩出に実績があり、田中や滝川、そして蓮舫もかつてはキャスターだった。さらに、今のテレビを見渡せば、青学出身の女性キャスターを目にしない日はない。テレ朝の朝には新井恵理那、TBSの昼と夕方と夜には江藤愛とホラン千秋と小川彩佳、フジの朝と夜には久慈暁子と三田友梨佳という具合に、平日の報道ワイドを席巻している。

 また、バラエティーでも高嶋ちさ子がゴールデンタイムに番組を持つなど、なかなかの勢いである。

 そんな青学レディたちの特徴は、とにかく「目立つ」ことだろう。嫌われることを恐れずに自分を通すというか、それが成功にもつながっている人が多い。ミタパンこと三田アナなども「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系)の頃は安藤優子や木村太郎に向かって自分の意見を堂々と表明して、評価を上げたものだ。

 しかし、昔の青学にそういうイメージはなかった。キリスト教系で都心に立地し、幼稚園からの一貫教育システムもあることから、裕福な人が通うおしゃれな学校という印象で、それは今も変わっていない。そこになぜか、前出の「目立つ」イメージが加わったのだ。

 では、いつ頃、誰が「目立つ」イメージを加えたかといえば、思い当たる人がいる。川島なお美だ。大学在学中の1981年「ミスDJリクエストパレード」(文化放送)などで人気アイドルとなったが、テスト中にカンニングをしてしまい、名前を貼り出されるハメに。留年して「悪目立ち」してしまった。

 ただ、出身大学への愛は揺らぐことなく、99年に本を出版した際にはこんな発言もしている。

「ワープロではなく、4Bの鉛筆と、青学の原稿用紙で書きました」

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人気女子アナが「青学最強説」を唱えた理由