「僕としては今日までよく頑張ったな、と自分で自分を褒めてあげたいですね」
タバコ片手に目を細めるのは、「不倫ジゴロ」とまで言われた戦場ジャーナリストの山路徹氏(50)。元妻の大桃美代子(46)にツイッターで麻木久仁子(49)との不倫を暴露されてから約1年。最近は『修羅場を生き抜く力』(光文社)なる著書も上梓している。
「この男、懲りてないの?」という(恐らく)多くの女性の声を代表して、本誌肉食系女性記者がご本人にあれこれ突っ込んでみた。
「本来、ああいうことが起きると、しばらくおとなしくしてとなるけど、とどまっていると埋没してしまう。起きたことは消せないけど、上書きはできる。そういう気持ちでやってきました」
あの騒動直後の会見で「悪いのは私」と謝った策が、修羅場をチャンスに変えた第一歩だったという。
「謝罪会見って、みんな失敗するんですよ。保身に走り、言い訳をするんです」
それって、弁護士同伴で不倫に対する謝罪のなかった麻木サンの会見も?
「不倫じゃないと言い放ったわけで、そこは戦っちゃダメでしたね。炎が燃え上がっている時だから、まずは火を消さないと」
すっかり騒動も逆手に取っているようだが、元妻たちとはどうなっているのか。
「3・11の時、大桃さんには電話して話しましたよ。彼女は地震に臆病なところがあって心配だったから」
麻木サンには?
「うーん。あの程度じゃ大丈夫だろうと(笑い)」
山路氏曰く、恋愛にマニュアルはなく、相手に即したアプローチが大事とか。
「僕は好きな女性ができると、その人の立場、環境、状況のなかでニーズは何かを考え、やってみる。今は、社会進出して地位も経済力も得た女性が、買いたいものを自分で買う時代。だから高いプレゼントをするのはプラスの魅力になりません。むしろ、人に惹かれるのは、弱さが見えた時」
んん?
「僕なんか経済効率も悪い仕事をして、貧しい部類の人間ですよ。そうするとね、『他の仕事でもすれば、いい生活ができることもあるのに、わざわざ命懸けてあんなとこ(戦場)行くなんて』と応援してくれる人も出てくるわけですよ」
そうして、"才女"麻木サンからも「経済的援助」を受けたのでしょうか......。
「僕の理想はね、アパートの4畳半しか借りられなくても、一緒にさえいられれば幸せだと思える人と巡り合うこと。この人となら世間を敵に回してもかまわないみたいな。ふふふ」
うーん。説得力があるような、ないような。
また結婚の可能性は?
「ありますよ! 愛はエネルギーだと思いますもん」
どんなジャブも柔和に受け止めること60分。
帰り際にはすかさず、
「今度、週刊朝日の女性編集者と合コンしましょう」
さすが"扇情"に生きる男。
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