クセの強い味と「飽き」が弱点だった「脂肪燃焼スープ」が進化した。飽きずに食べられる和洋中3種の脂肪燃焼スープのレシピを公開する。AERA 2020年12月7日号から。
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■「和風」脂肪燃焼スープ
【材料】
大根…1/2本 にんじん…1本 しいたけ…6個 玉ねぎ…1個 ごぼう…1/2本 しょうが…1かけ(チューブ可) 顆粒の和風だし(ほんだしなど)…大さじ1 塩…少々 アマニ油またはえごま油…食べるたびに小さじ1
【作り方】・ごぼうをささがきにして、軽く水にさらす。・大根、にんじんを薄めのいちょう切りにする。・玉ねぎは小さめの乱切り、しいたけは1~2ミリにスライス、しょうがはみじん切り。・湯1リットルに顆粒の和風だしを入れ、・~・を煮る。・大根が少し透き通ったら火を止め、塩で味を調える。・皿に盛ったらアマニ油かえごま油を小さじ1、かけて食べる。
※食べきれない分は小分けして冷凍
■「洋風」脂肪燃焼スープ
【材料】
キャベツ…1/2個 にんじん…1本 玉ねぎ…1個 えのき…1袋 しめじ…1パック 薄切りハム…1パック しょうがとにんにく…各1かけ(チューブ可) 顆粒の洋風だし(コンソメなど)…大さじ1 塩…少々 バターまたはエクストラバージンオリーブオイル…小さじ1
【作り方】・キャベツは2センチ程度のざく切り、にんじんは薄めのいちょう切り、玉ねぎは小さめの乱切り、えのきは3センチ程度にカット、しめじは石づきをとる、ハムは2~3ミリの細切り、しょうがとにんにくはみじん切り。・湯1リットルに顆粒の洋風だしを入れ、・を煮る。・にんじんが少し柔らかくなったら火を止め、塩で味を調える。・バターまたはオリーブオイルを皿に入れ、その上からスープを盛り付ける。
※食べきれない分は小分けして冷凍。朝や昼は仕上げに卵を落としてもグッド
■「中華風」超脂肪燃焼スープ
【鶏だんごの材料】 鶏むねひき肉…300g えのき…1/2袋 みそ…大さじ1 マヨネーズ…小さじ2 おろししょうが…小さじ2(チューブ可) 鶏ガラスープのもと…小さじ1
【スープの材料】 かぶ…1わ 長ネギ…2本 えのき…1袋 みじん切りのしょうが…1かけ分(チューブ可) 顆粒のだし2種類(鶏ガラスープと昆布だしなど「肉系」と「魚系」を組み合わせると美味)…各大さじ1 塩…少々 ごま油…大さじ1 にんにく、しょうが…各1かけ(チューブ可) 【追加の野菜】 ニラ、小松菜、しゅんぎく、青梗菜のいずれかをお好みで
【作り方】・鶏だんごを作る。鶏むねひき肉に、みじん切りにしたえのき、みそ、マヨネーズ、鶏ガラスープのもと、おろししょうがを入れて、練る。・スープを作る。かぶは大きめの乱切り、長ネギはみじん切りまたは斜め切り(お好みで)、えのきは3センチ程度に切る。・鍋にごま油を入れ、みじん切りのにんにくとしょうがを炒める。香りがたったら水2リットルを投入。・沸いたら2種類のだしを入れ、・を丸めながら入れる。・鶏だんごが浮いてきたら、かぶ、長ネギ、えのきを入れ、かぶにスッと爪楊枝が通るまで煮て、塩で味を調える。・【追加の野菜】のいずれかをざく切りにしたものを入れ、再び沸いてきたら火を止める。
※・の野菜は毎回食べきる。次に食べるときはベースのスープを沸かし、新たな野菜のざく切りを投入。かぶ、えのき、長ネギ、にんにく、しょうがも減ってきたら追加で入れてOK
(フードジャーナリスト・浅野陽子、編集部・中島晶子)
※AERA 2020年12月7日号より抜粋