謝罪会見時の渡部建(撮影/伊ヶ崎忍)
謝罪会見時の渡部建(撮影/伊ヶ崎忍)

 豊洲市場の大手仲卸店で働いていることが報じられたアンジャッシュの渡部建(48)だが、報道後ほどなく「出禁」になったという。「女性自身」(3月2日発売)によれば、豊洲市場関係者から「仕事に支障をきたすから来ないで」と言われたのだという。

「渡部本人や市場関係者などへの取材のためにマスコミ関係者が豊洲市場に足を運んでいましたからね。コロナ禍で市場内の取材は制限されているとはいえ、やはり人の出入りが多くなるのは困ります。一部の市場関係者から『しばらく来るのは控えてもらえないか』という声は出ているようです」(スポーツ紙記者)

 一時ツイッターでは「豊洲出禁」がトレンド入りし、「出禁はかわいそう」「どうして真面目に働こうとしているのを邪魔するの?」「マスコミのせいでしょ?」「さすがにかわいそう」と同情する声があがった。

 スポーツコメンテーターの為末大氏も「これは、メディアが人が再起しようとして就労することを実質的に制限をかけて人を追い込んでいるということになりませんか」と疑問を投げかけた。これに対して、ホリエモンこと堀江貴文氏も「ここまで来ると酷いいじめにしか見えない」とリツートしている。

 渡部が仲卸店で働き始めたと報じられた当初は、勤務先の社長もそのまじめな仕事ぶりを称賛していたこともあって、SNS上では「イチからやり直して、また出直せばいい」「奥さんと子どものためにも働かないとね」といった応援する声も少なからずあった。

「妻の佐々木希(33)は、渡部の復帰に関しては『焦らなくてもいい。とにかく誠実に思いやりを持って信頼を回復してほしい』と首尾一貫しています。豊洲での仕事も引きこもりがちな渡部に旧知の社長が勧めて始めたことで、本人はそれによってイメージ回復しようなどという発想はありませんし、そんなに復帰を甘く考えてはいません」(芸能関係者)

 だが、「どうしても自ら動いて何かをするというより、誰かが手を差し伸べてくれるのを待っているように見えてしまいます」と話すのは女性誌記者だ。

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宮本エミ

宮本エミ

芸能ジャーナリスト。新聞社、通信社を経て、Webメディア、週刊誌などで芸能、スポーツを中心に執筆中。

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まだ謝罪が“受け身”に見えてしまう