ドライサウナよりも肌あたりがやわらかくて、息苦しくないし痛くない。ひしゃくで一杯、水をかけると、むわああーーーと蒸気が押し寄せて、あっというまに汗がしたたってくる。

　ととのうための時間というのは決まっていないので、自分で「しっかり温まった！　水風呂に入りたい！」と思ったタイミングで出ましょう、ということだった。

　自分の体の状態と対話しながら、何度も試して、そしてサウナーたちはととのいの境地に達するのだ。

　7分ほどでサウナを出て、冷たいシャワーでさっと汗を流したら、プールにドボン！　めっちゃ冷たい！

　思わず「つめたーい！！」と叫んだが、10秒もつかると平気になる。

　体に膜が張ったような感覚で、冷たさがちょっと遠のく。

　これをサウナーたちは「羽衣」と形容するらしい。

　30秒ほど浸かったところで、上がって体を拭いて、プールサイドのベンチに横になる。

　すると、ものすごく血が巡っている感じ！

　体がきもちよく脱力して、なんとなく、浮遊感。これか？

　この先にととのいの境地があるのか？

　3セット目には覚醒しちゃうのか？？

　しかし時間の都合で、ここで切り上げて次の場所へ。

　続きは次回。

　はたして私はととのったのか！？

■水野美紀（みずのみき）
俳優。ドラマ・映画・舞台で活躍中。＜出演情報＞読売テレビ・日本テレビ系ドラマ「カラフラブル～ジェンダーレス男子に愛されています。～」が4月1日スタート。レギュラー番組は、フジテレビ系バラエティ「突然ですが占ってもいいですか？」毎週水曜22：00～、読売テレビ「水野美紀の映画生活（シネマライフ）」毎週金曜22：54～＜関西ローカル＞　http://www.ytv.co.jp/cinemalife/

【書籍『水野美紀の子育て奮闘記　余力ゼロで生きてます。』好評発売中】

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