1月より放送開始のドラマ「すきすきワンワン!」で連続ドラマ単独初主演を果たした岸優太さんがAERAに登場。King & Princeが2022年の紅白歌合戦でパフォーマンスした「ichiban」の話を熱っぽく語った。AERA 2023年2月6日号から。
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King & Princeの活動に加え、単独でバラエティー番組に出演する。役者としてもドラマ「ナイト・ドクター」(2021年)でのシリアスな演技で存在感を放ち、「すきすきワンワン!」で連続ドラマ単独初主演を果たした。
「ありがたい限りです。僕を選んでいただいたからには、もちろん全力でやりますし、ドラマの素晴らしさを引き出せるように最善を尽くしたい」
演じるのは、人生諦めモードの“クズ男”、雪井炬太郎。何事にも一生懸命な自身とはかけ離れたキャラクターに思えるが、共感する部分はあったのか。
「炬太郎は家でお酒を飲むので、セットにおつまみが置いてあるんです。置いてあるおつまみが全部好きで、カットがかかった瞬間に食べていました。何なら頑張って、撮影中にも食べていましたね(笑)。そこは岸がちょっと入っちゃいました」
持ち前のユーモアセンスを発揮し、取材陣を何度も笑わせた。
デビュー5年目に突入したKing & Princeは、昨年発表した「ichiban」のパワフルなダンスがバズり、新たなファン層を獲得した。
「『ichiban』はダンスの奥深さと楽しさをより感じられた曲です。いろいろな人が踊ってくれている動画をメンバーと見せ合い、喜びを強く感じました」
2022年の紅白歌合戦でも、King & Princeは「ichiban」をパフォーマンスした。その話になると、口調ががぜん熱っぽくなった。
「あのパフォーマンスは、メンバーとの空気感や客席との一体感、すべてにあの時にしか生まれないであろうものを感じました。一生忘れられない気持ちよさがあった。普段だったら息が上がるのですが、紅白はランナーズハイの域までいって、一切キツさを感じなかったんです」
今夏には初主演映画「Gメン」の公開が控える。岸優太の挑戦は続く。
(ライター・小松香里)
※AERA 2023年2月6日号