女優の広瀬すず(22)と嵐の櫻井翔のW主演で、4月11日よりスタートする連続ドラマ「ネメシス」(日本テレビ系)。探偵事務所を舞台に、広瀬演じる天才助手・美神アンナと櫻井演じるポンコツ探偵・風真尚希の凸凹バディが難事件を次々と解決していくミステリーだ。
ただし、主演の2人に加えて脇を固めるキャストが江口洋介、仲村トオル、真木よう子、大島優子と、映画並みの豪華な布陣。また、主演の櫻井は嵐の活動休止後、初の連続テレビドラマ出演となり、4月期のドラマの中で大きな話題を呼ぶ作品になりそうだ。
一方、広瀬も2019年度前期放送のNHK連続テレビ小説「なつぞら」以来の連ドラ出演となる。広瀬といえば、明るくフレッシュ、天真らんまんな美少女で若手女優の筆頭という印象が強い。だが、そんな広瀬も現在22歳。実は正統派美少女から大人の女性への変革期に入ったとも言える。
「最近は飾らない等身大な発言も多くなっています。先日放送されたトーク番組では結婚について『したいはしたい』と話していました。さらに、結婚後に『仕事をやめて』と言われたらやめると話していたのが意外でした。本人は結婚や出産が人生の軸になるため、やはり家庭を優先したいそうです。また、別のバラエティー番組では、占い師から『中身がちょっとオッサン』と指摘されると、『本当にそうです』と同意。女友達が少なく、恋愛や仕事、家族のことまで話せるくらいに仲良くなれるのは、男性のほうが多いと明かしていました。といっても、男女の関係まではいかず、好きと言われると冷めてしまうそうですが」(テレビ情報誌の編集者)
見えを張らない「ありのままの自分」を出すのは、大人への第一歩とも言えるだろう。また、姉の広瀬アリスもバラエティー番組などでは気取らない、ぶっちゃけトークをすることもあり、姉からも影響を受けているのかもしれない。
■ラーメン店でビールとギョーザ
食の好みも、気取りがない。クーポンマガジン「HOT PEPPER」(2021年4月号)でのインタビューによると、コロナ禍で外食が減りデリバリーやテークアウトなどを活用するも、どうしても外食がしたくなった時は、1人でオープンと同時に店に行き、サクッと短時間で食べて帰るという。最近のお気に入りは、近所の鉄板焼き店のハンバーグとガーリックライスだそうで、ラーメン屋に行った時はラーメンとギョーザに加えてビールも頼むという。かつての広瀬すずの姿から比べると、ずいぶん大人になったように思える。