■あと10年は第一線で活躍できる
先日発表された「高校生が選ぶ今一番好きな女優」ランキング(アイ・エヌ・ジー調べ)では2位を獲得。若者世代からも圧倒的な支持を得ている。一方、所属事務所も永野をなんとしても大女優に育てあげたいという思いがあるだろう。
「永野さんは昔から数多くの人気女優が名を連ねるスターダストの所属です。ただし、近年は柴咲コウさんが独立するなど、昔ほど女優陣の勢いはなくなり、最近では山崎賢人さん、横浜流星さん、仲野太賀さんなど男性俳優陣のほうが存在感があります。その点、21歳の永野さんがさらなるブレークをみせれば、やはり“人気女優が育つ事務所”という評価にもつながります。スターダストは俳優のマネジメント力には定評がありますし、永野さんにはあと10年でも第一線で活躍できる若さがある。今後のエンタメ界を担う逸材だと思います」(同)
TVウオッチャーの中村裕一氏は、永野芽郁の今後をこう分析する。
「『半分、青い。』での熱演は言うまでもなく、天性の華を持つ俳優です。先日ドラマの番宣で、多い時は1日5食しっかり食べるというエピソードを披露していました。あの細い体のどこにそんな量の食べ物が入るか不思議ですが、それが彼女のパワーの源であると同時に、そんな飾らなさが多くの人の心を捉えて離さないのでしょう。また、ピュアで屈託のない笑顔も魅力。カルピスウォーターやUQモバイルといった好感度の高いCMに5年に渡って起用されていることからも、お茶の間からの根強い人気ぶり、浸透ぶりがうかがえます。次代を担う女優として、さらなるブレークを迎えることも時間の問題でしょう」
誰もが太鼓判を押す女優・永野芽郁の圧倒的なポテンシャル。ピュアな魅力でガッキーのような国民的女優となるか、憑依型の演技で大竹しのぶのような実力派女優となるか、この先が楽しみだ。(藤原三星)