どんな相手でも自分たちのやることをぶらさずにやるというのが大切だと思っていて、最後点差は離れましたけど、その中でも気持ちを折らずに速いペースで第4Qもディフェンスでとにかくしかけて相手のミスを誘っていくという場面が何度もあった。あきらめることなくどんな相手でもやりとおすことが大切だと思いますし、勝負どころで勝つのはこれを徹底しているチームだと思うので、これからも日本のよさをどんどん伝えていきたいと思います。小さくても(決勝に進むまで)勝てるんだと証明できたことがうれしいですし。
――コロナ禍で大会が無観客。開催されたことについては。
この開催がなければこの結果もなかった。自分自身は開催していただいて、みなさんに感謝していますし、今日もボランティアの方々がたくさんいましたけど、たくさんの人たちの協力で自分たちができているので本当に感謝しています。
【町田】
―今日は相手のマークが厳しかったですか。
自分についているというよりも、シューター陣にハードについてきていて、なかなか(シュートが)打てなかったなと。
――チームとしてどういう点がよくて、銀メダルが獲得できたのか。
一人ひとりがちゃんと自分の役割をわかっていて、チームとして戦えた。この12人しかできないバスケットができたんじゃないかなと思いましたし、たぶんトムさんが「女子バスケ金メダル取ります」って言って周りの人は信じていなくて、自分たちも正直取れるのかなという気持ちがあったんですけど、言い続けてくれて、自分たちもそれを信じてバスケットできたことがよかった。
―金メダルを取れるという気持ちに変わったのはいつ?
正直、自分はこの大会を通していけるぞという気持ちになった。もちろん目指してやっていましたけど、絶対取れるという自信があったというよりは、やりながら自信に変わっていった。
――ずっと男子バスケが注目されてきたが、私たちももっと注目されたいという気持ちを持っていたのか。