チーム最多の17得点を挙げた高田真希(gettyimages)
チーム最多の17得点を挙げた高田真希(gettyimages)
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シュートを放つ司令塔の町田瑠唯(gettyimages)
シュートを放つ司令塔の町田瑠唯(gettyimages)

 東京五輪最終日は8月8日、さいたまスーパーアリーナでバスケットボール女子の決勝があり、日本は米国に75―90で敗れ、銀メダルとなった。同競技で日本がメダルを獲得するのは男女を通じて初めて。米国は7連覇を達成した。

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 平均身長で8センチ低い日本は第1クオーター(Q)、14―23と9点リードを許した。第2Qはほぼ互角の戦いだったが、第3Qに19点と差が開いた。第4Qは日本が追い上げたものの、及ばなかった。

 試合後、チーム最多の17得点を挙げた高田真希(31)や司令塔の町田瑠唯(るい、28)、トム・ホーバス監督と報道陣とのやりとりは次のとおり。

【高田】

――銀メダルを取った率直なお気持ちは?

 金メダルを目標にしていたので少し悔しい部分あるんですけど、(日本)バスケットボール界初のメダルを獲得できたことは本当に誇らしく思いたい。

――今は悔しい気持ち? やりきった気持ち?

 今大会、ほんとそうなんですけど、試合が楽しくて。最初こそ緊張した人もいるかもしれないですけど、12人全員が楽しみながらできたことがここまでこられた要因。ほんとに自分自身は楽しかったですし、どんなに点差が離れても自分たちのバスケットをするということは徹底できたんじゃないかなと思います。

――(監督の)トムさんが就任会見のときに、米国に勝って金メダルを目指すと言っていたが、多く人は信じられなかった。選手たちの気持ちはどうか。大会に入ってさらに上がった?

 トムさんが就任してからずっと金メダルを目標に掲げ、けが人が多く、最後のメンバー選考も誰が入るかわからない状況の中でも、ぶれずに金メダルを目標だと言い続け、そこを目指すための練習をずっとしてきてくれた。信じてやっていけばここまでこられるんだというのは、今日実感した。本当に言霊って大事だなと思います。

――ここまでを振り返ってみて?

 練習が一番きついのですごく大変でした。正直、ロッカールームでは「メダル取ったー」というよりは、「やりきったー」という気持ちで、それぐらいタフな合宿をずっと続けていたので、これから少し解放されるという喜びはみんなあると思います(笑)

――高田さんにとって米国との40分間は。

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小さくても勝てるんだ!