2016年、大学在学中にメンズノンノモデルオーディションのグランプリを獲得、専属モデルとしての活動を開始する。

「高校時代に今度は『半沢直樹』の、ぶつかり合う迫力のようなものにハマって、(芸能界への)ばく然とした憧れから、自分も演じてみたいなという思いに変化していきました」
俳優のオーディションではなく、モデルオーディションを選んだ理由はなんだったのだろうか。
「大学のパンフレットを見ていたら、先輩が在学中に『メンズノンノ』のオーディションを受けて大学生活と両立させて活躍していたことを知ったんです。それで、そういう道もあるのかと、応募したんです」
モデルの仕事も、はじめはとまどったという。
「もともとクラスや部活で中心になってワイワイやったり、前に出るほうではなかったので。撮影に慣れるのが遅くて、3人の同期の中で、僕だけが撮影に時間かかったりしていました。コツコツと勉強していくタイプなので、雑誌を見て、服がきれいに見えるポーズ、全身がよく映えるポーズなどを頭で理解するようになってきたことで、撮影を楽しめるようになっていきました」
俳優としての活動もスタート、19年に「仮面ライダーゼロワン」に登場する迅/仮面ライダー迅役を演じたことが、大きな転機だという。
「演技の基礎というものを叩き込んでくれた作品でした。仮面ライダーシリーズの監督さんやプロデューサーさんは、新人俳優を、1話、2話のうちに、どうにかテレビに流せる状態まで仕上げていく、それをシリーズを通してずっとやってきているわけなので、本当に熱心に、何十カットも同じシーンをやらせていただいたりしました」
迅は「精神年齢5歳」ともされる無邪気な性格。
「もう20歳を超えていたので、最初はなんだか恥ずかしかったのですが、どれだけ我を忘れて演技できるかということに集中しました。かわいいという反応が多くて安心しました。やっぱり褒められると純粋にうれしいので、そのときもスクショしてました(笑)」