週刊朝日 2022年11月25日号より

【2】代わりに何を飲んでいるのか。

 これが実は大きなテーマだ。ノンアルコール飲料を飲めばよいのだが、選択肢が少ないのだ。アルコールゼロのビールテイスト飲料や低アルコールのレモンサワーなどをたまに飲む。焼酎を割るためのレモンやグレープフルーツ味の炭酸飲料も飲んでいるが、現在も模索中である。

【3】お酒を飲みたくなることはないのか。

 お酒を全く飲みたくないというわけではない。ただ、飲みたくなることは劇的に減った。

 先日、新潟に行く機会があったが、いつもなら真っ先にお土産用に日本酒を買うことを考えていたのだが、忘れていたくらいだ。

【4】自分もやめたい、あるいは酒量を少なくしたいがどうすればできるか。

 この相談が一番多かった。あんなに飲んでいた記者がやめることができたのは、何か秘密があると思ったのだろう。これに対する答えは簡単だ。お酒を飲むのを少なくしたいなら少なくすればいいし、やめたいならやめればいい。おいしいローアルドリンクくらいなら飲んでもいいし、少しならお酒を飲んでもいいと思う。大事なのは無理にお酒をやめようと思わないこと。依存などの問題を抱えているなら、医師に相談してはいかがだろう。

 まあ、飲みたくないなら飲まない、飲みたいなら飲む。それでいいと思う。個人的なことだが記者は体調の面も含めて、時間が有効に使える、次の日も朝からスッキリしている、無駄遣いがなくなるなど、お酒を飲まなくなってのメリットは多くある。

【5】一生お酒を飲まないつもりなのか。

 先のことはわからない、というのが正直な気持ちである。飲み会に誘われれば喜んで行くつもりだ。ビールなり、レモンサワーなりを多少は飲むと思う。そんな強い気持ちは持てないし、ひょっとしたら、「ソバーキュリアスなんて考えられない! 酒を飲んでなんぼじゃ~!」となるかもしれない(笑)。

■選択肢を増やすノンアルの技術

 これらはソバーキュリアスの初心者としての感想であるが、先輩の意見も聞いてみた。

「Low Alcoholic Cafe MARUKU」を運営する桜井鈴茂さんである。

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