タピオカ店をめぐるトラブルで裁判沙汰となり、所属事務所を退所した木下優樹菜さんが、YouTube動画をアップして話題を集めています。
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動画は騒動への謝罪と芸能活動を再開する内容でした。現在、公開から5日で再生回数は370万回を超えていて、低評価が13万、コメントは4万7000件を超えます。注目度が非常に高く、数字は驚異的です。コメントから察すると、彼女は2年間Instagramで充実した日々の様子を投稿していたことが、多くの人の反感や批判を受けている原因のようです。
実は、YouTubeでは低評価と高評価は同じ判定を受けるとされています。低評価も高評価も、「視聴者に評価ボタンを押された」という観点で、同じとみなされるのでしょう(YouTubeのアルゴリズムは公開されていませんので推察です)。ただし、低評価の割合が非常に大きくなると、動画の広告収益に影響しますが、致命的なのは話題にすらならないことです。「誰かを嫌い」という気持ちは、「誰かを好き」という気持ちと同等もしくはそれ以上のエネルギーや熱意があるからです。この点で、YouTube側が高評価と低評価を同等とみなすのは、理にかなっているともいえます。
実際に、Youtuberの中には嫌われ者路線とも呼べるジャンルがあります。もっとも有名であり成功したのは、シバターさんです。過激な言動で注目を集め、多くのアンチが湧きましたが、シバターさんの言動はまさに「プロレス」であり、エンターテイメントとして成立しています。現在では、プロレスのヒール役のように、対象を盛り上げる存在としてポジションを確立した「嫌われ者」です。また、YouTube上の「嫌われ者」としては、TKOの木下隆行さんが挙げられます。彼は謝罪動画で低評価48万という記録を持っています。高評価は1万弱で、なかなか見ない嫌われっぷりです。彼は、現在でもYouTubeの動画を更新しており、視聴者のコメントに応答する企画もしています。コメントを読み上げるなどの視聴者参加型のチャンネルは、とても良い企画です。