コロナ対策にも万全を期したい。マスク・手指消毒・検温の徹底。十分な睡眠時間の確保。電車内ではなるべく密を避けて行動。電車内での会話の自粛。電車内で落語の稽古をしていて、つい夢中になって声を出し周囲の人をギョッとさせない。電車内でスマホで週刊朝日の原稿を書いていて行き詰まり、よく分からないまとめサイトに飛んで時間を無駄にしない。電車内で目の前の座席に美人を見つけて、マスクをしていることをいいことにジロジロ見ない。「一瞬マスク外さないかなぁ」とか期待しない。たとえ外したとしてもそれ見てちょっとガッカリしない。
新監督(私)には以上のことを徹底して頂きたい。往年の広岡監督のごとく2022年は生活面の管理からです。落語? 落語は『優勝は目指さず』、例年通りの来るモノ拒まずで話しまくる『野武士落語』で一席一席。
春風亭一之輔(しゅんぷうてい・いちのすけ)/1978年、千葉県生まれ。落語家。2001年、日本大学芸術学部卒業後、春風亭一朝に入門。新刊書籍『人生のBGMはラジオがちょうどいい』(双葉社)が発売。ぜひご一読を!
※週刊朝日 2021年11月26日号