「楽天カードを使って獲得したポイントをQR決済の楽天ペイで支払いに充てると、さらに1%の還元が受けられます。獲得倍率がアップするキャンペーンのスケジュールをチェックしておき、貯まりやすいタイミングで必需品をまとめ買いするのが効果的です」(くぅちゃんさん)
SNSで32万人超のフォロワーを抱える「ののこ」さん(https://www.instagram.com/nonoko_16/)も、やはり楽天ポイントの経済圏を中心に位置づけて、ポイ活に励んでいる。
「選んだ理由は、サービス内容が充実しているからです。楽天銀行、楽天証券、楽天カード、楽天モバイルを連携させてポイントを貯めています。投資信託への積み立て投資も楽天カードで支払うと、購入金額の1%に相当するポイントを獲得することができます」
ののこさんの場合、獲得したポイントはしばらく貯めておき、ポイント投資や後述のポイント運用サービスでさらに増やしている。夫が300万円の借金を抱えていたことがポイ活の出発点となった。だが地道な積み重ねの結果、わずか3年で500万円の蓄えを確保するまでに家計を改善させた。現在はマイホームの購入も計画中という。
■携帯電話に着目しよう
すでに複数のポイントサービスを利用中で、どのポイントに的を絞るべきかで迷ってしまう人もいるだろう。
ののこさんは次のようにアドバイスする。
「自分が使っている携帯電話で貯まるポイントを選ぶのが一つの手です。各携帯電話会社(キャリア)は、自社ユーザーへの還元に力を入れていますから」
ここまでは楽天ポイントの経済圏を中心に紹介してきた。ほかの主要ポイントも効果的に貯められる特典などを用意している。
dカード(ドコモのクレジットカード)のポイント還元率は通常1%で、QR決済のd払いだと0.5%だ。しかし、d払いの支払い方法としてdカードを選ぶと、「0.5%+1%=1.5%」となり、ポイントの2重取りが可能となる。また、auPAYマーケットの利用で獲得できるPontaポイントは通常1%だが、auPAYカード払いなら6%にアップする。