日本ハム・新庄剛志監督
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 日本ハム・新庄剛志監督が首脳陣に出した「白髪染め指令」を撤回した。 

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 新庄監督は今月20日に就任後初めて千葉・鎌ケ谷の2軍施設を訪問。報道によると、コーチミーティングを行った際、「僕たちでプロ野球を変えていこう。かっこいいチームになろう」などと訓示。その中で「太っている人は減量、白髪の人は白髪染めしてもらいます」と語ったという。

 この発言に対し、SNS上では「白髪染めはアレルギー反応でできない人もいる。新庄さんは大好きだけどちょっとこれは違うと思います」、「白髪を染めろってパワハラじゃない?アレルギー体質で染められない人や白髪を気に入っている人がいるわけだし」などの指摘が。これらの声が新庄監督の耳に届いたのか、21日に自身のインスタグラムを更新。「実は白髪染めをしてなかったら、僕の髪は真っ白なんです」と冷や汗の顔文字と共に告白した上で、「コーチの方 もしカラーアレルギーをお持ちの方は染めないで下さい」と呼び掛け、「白髪染め令」を撤回する形となった。

「周囲から助言を受けたか、ネットの反応かわかりませんが、新庄監督が気づいたのだと思います。『朝令暮改』と言われるかもしれませんが、柔軟性があるところも新庄監督の良い所だと思います。日本人は一度下した判断をなかなか変えないですが、自分の非を認めてすぐに指示を改めることは外国では決して悪いことではない。性格もあるのでしょうけど、米国のメジャーでプレーしたり、バリ島に移住したりしているので考え方がグローバルで、日本の指導の型にはまっていない。自分の頭も白髪染めをしていなかったら真っ白だったという告白も、コーチ陣に寄り添うために伝えたのだと思います」(スポーツ紙記者)

 新庄監督が外見や身だしなみに注意を払うのは、見られる意識を持つことでプロ意識を高めるという狙いがある。これは中日・立浪和義新監督が「長髪、茶髪、ひげ」を禁止したのと相通じる部分がある。伸び悩む清宮幸太郎に対し、「ちょっとデブじゃね?ちょっとやせない?やせた方がモテるよ」と柔らかい口調で問いかけたとが話題になったが、減量して体のキレがあったほうが打球は飛ぶという考えと共に、清宮の「内面」を変えたい思いを明かしている。

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