2021年5月6日【19歳】皇居に入る愛子さま。長く可愛がっていた愛馬「豊歓(とよよし)号」に別れを告げるための皇居訪問。髪形をボブに
2021年5月6日【19歳】皇居に入る愛子さま。長く可愛がっていた愛馬「豊歓(とよよし)号」に別れを告げるための皇居訪問。髪形をボブに

 愛子さまが12月1日、20歳の誕生日を迎えた。「愛子天皇」を待望する声がある中、記者会見では何を語るのか注目が集まる。AERA 2021年12月6日号から。

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 愛子さまはティアラを新調せず、叔母にあたる黒田清子さんのティアラを借用するという。コロナ禍で国民の暮らしに影響が出ていることを考えてのことだという宮内庁の説明に、SNS上では「さすが愛子さま」「素敵なご配慮」などと話題になったそうだ。

 週刊誌などでは、「愛子天皇」を期待する記事が定番化している。確かに愛子さまの堂々とした様子からは風格と気品が感じられ、読まれる記事になるのだろうな、と思う。各メディアの世論調査でも、女性天皇に賛成する人が8割近くいる。愛子さまを念頭に答えている人がほとんどだと思う。

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矢部万紀子

矢部万紀子

矢部万紀子(やべまきこ)/1961年三重県生まれ/横浜育ち。コラムニスト。1983年朝日新聞社に入社、宇都宮支局、学芸部を経て「AERA」、経済部、「週刊朝日」に所属。週刊朝日で担当した松本人志著『遺書』『松本』がミリオンセラーに。「AERA」編集長代理、書籍編集部長をつとめ、2011年退社。同年シニア女性誌「いきいき(現「ハルメク」)」編集長に。2017年に(株)ハルメクを退社、フリーに。著書に『朝ドラには働く女子の本音が詰まってる』『美智子さまという奇跡』『雅子さまの笑顔』。

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