そうではなく、いっそのこと、「失敗はしてもいいもの」「むしろプラスになるもの」だということを、学校の授業の一つとして教えればいいのにな、と思います。「失敗したときの『悔しい』『恥ずかしい』という気持ちが、自分を成長させてくれるんだよ。だからどんどん失敗していいんだよ」と。
■失敗を味方につける
たとえば、「必ず誰もが失敗する課題」をあえて作るのです。
そしてその後で再挑戦させ、失敗したおかげで成長したという機会を、何度もつくることができれば、と。
あるいは、失敗しても努力し続けた偉人を紹介し、「失敗を奨励する」くらいの価値観を、子どもたちに抱いてもらえたら、どうでしょう。
子どもたちは、失敗を恐れずにどんどん行動するようになるはずです。
何か一つの目標に10回挑戦すれば、達成できる確率も10倍にできるわけです。
もし失敗を味方にできたなら、将来、自分の思い描くやりたいことを成し遂げ、大活躍できるようになるのではないでしょうか。