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3日、18時38分頃から「きぼう 国際宇宙ステーション(ISS)」をみられるチャンスがあります。節分の夜、空を見上げてみてはいかがでしょう。過去に、「きぼう」内で豆まきをする様子も報告されています。

きぼう 国際宇宙ステーション(ISS) 見られる地域や時間は

国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設です。「きぼう」はその中の日本実験棟の名前で、ISSはサッカー場くらいの大きさです。条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。

上の図は、3日の「きぼう」が見え始める時刻と最大仰角(最接近)時の方角です。3日は18時38分頃から北日本を通過し、この軌道に近いエリアほど、高い空を通ります。見え始めから見え終わりまでは5分程度です。

明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すとよいでしょう。

3日、節分の夜、夜空を見上げてみてはいかがでしょうか。過去に、「きぼう」内で、豆まきをする様子も報告されています。

各地の天気は

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3日、「きぼう」が見え始める18時半ごろの天気です。北海道の日本海側は雪雲がかかりますが、雲には隙間がありそうです。運が良ければみられるでしょう。東北の日本海側、北陸は雪や雨が降る見込みです。近畿の日本海側や山陰も、曇りや雪または雨の所が多いでしょう。北海道と東北の太平洋側は、雲が広がりやすいですが、雲の隙間からみられることもありそうです。関東や東海、近畿の太平洋側、山陽、四国、九州北部は、晴れる所が多いでしょう。観察によい条件といえそうです。九州南部は、雲が広がるでしょう。沖縄は雨が降る見込みです。

日が暮れて、この時期らしく冷えてくるでしょう。そればかりか、冷たい風が強めに吹く所もある見込みです。しっかりとした寒さ対策をして、お楽しみください。