ラボ(研究所)をイメージし、幅広い楽曲に挑戦した2ndアルバムを引っ提げてのツアー「Snow Man LIVE TOUR 2022 Labo.」を開催中のSnow Man。4日間で9万人を動員した横浜アリーナ公演の初日(10月5日)をレポートする。AERA 2022年10月24日号から。
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「今回のテーマは『ラボ(研究所)』。いろんな仕掛けがあります。そして、Snow Manのいろんな表情が見れますから。もうね、目が離せないよ。まばたき厳禁!」
序盤で深澤辰哉がそう挨拶(あいさつ)した通り、1曲目から「まばたき厳禁!」のライブだった。
9分割された巨大モニター(9パラ)にメンバーが大写しになり、「ブラザービート」のイントロが流れると、この日を待ちわびた1万5千人のファンは拍手喝采で迎えた。グループで主演した映画「おそ松さん」の主題歌だ。「おそ松ポーズ」などを披露しながら、トド松さながらにラウールが無邪気に言う。
「ねぇねぇ、みんな。滑り台があるから、一緒に滑ろうよ!」
見ると、メンバーが立っている場所からメインステージまでのびているモニターはすべり台の形状に。それぞれ個性たっぷりにすべり下りる姿に再び会場は大盛り上がり。その勢いのまま「REFRESH」「Grandeur」、「バランすのダンス」が話題となった「JUICY」など、話題曲で盛り上げながら、メンバーが思いを伝えていく。
■ソロダンスコーナーも
「What’s up横浜! 楽しむ準備はできてるか! 盛り上がる準備はできてるか! 最後までブチ上げていこうぜ!」(岩本照)
「ヘイ横浜~! 雨ん中サンキュー! 今から俺たちとラボラボしようぜ。Let’s partyだ!」(宮舘涼太)
「皆さんSnow Manに会いたかったですか? 僕たちもめっちゃ会いたかった。ってことでいい日にしようね☆」(ラウール)
「皆さん、盛り上がれますか? ペンライト振り回してくれ! その調子で最後まで盛り上がっていきましょう!」(渡辺翔太)