「横アリ、盛り上がれんのか!? ペンライト振る準備できてるのか!? OK、その調子で最後までよろしくお願いします。俺たちと一緒にラブラブしようぜ!」(向井康二)
「最後まで盛り上がっていけるのか!? 俺たちと一緒に楽しい時間、過ごそうぜ~!」(目黒蓮)
「俺たちに会いたかったかぁ? 会いたかったよなぁ? 俺たちも最高に会いたかった! 今日という日を最高の一日にしよう。よろしく!」(佐久間大介)
「みんな~、会いたかったぞ~! ペンライト振って?」(阿部亮平)
「ペンライトめっちゃきれいだぜ! 熱気がすごい! 言うことなしだ、100点だ!」(深澤)
演出は深澤と阿部が担当。ファンのワクワクを煽りながら、ブロックごとに違う「顔」を見せ、幅広い魅力を伝えていく。
タキシードを想起させるラグジュアリーな衣装では、振付師としても高く評価される岩本の洗練されたソロダンスコーナーを皮切りに、セクシーさを見せつけた。メンバー全員が曲中のセリフを生披露した「君彼三部作」、長さ8メートルの長細いすだれ「スノクラゲ」越しに妖艶なダンスで悩殺した「Toxic Girl」など、みごとなパフォーマンスで畳みかける。
純白の衣装では「王子様」になった。当日、誕生日のファンクラブ会員の名前がモニターに流れる演出で(事前に本人に確認済み)プレゼントを届けた「Happy Birthday」。また、深澤、渡辺、ラウールのユニット曲、正統派アイドルソングの「ガラライキュ!」では「キュートさ」をお見舞いした。小さな妖精となった3人が身を寄せながらモニターに映った巨大なクリームソーダやドーナツをよけたり、猫の顔がついたトロッコ「にゃんにゃんガラライキュ号」でアリーナを縦断したりと、MVと同じ世界観を再現した。最後は、渡辺とラウールが片手で作ったハートを、深澤の顔を挟む形で完成させ、会場を沸かせた。
黒のラメ入りの「治安が悪い」衣装にチェンジすると、彼らの今の勢い、ギラギラした魅力を感じさせるパフォーマンスが続く。現状に満足せず、自らを鼓舞する歌詞が印象的な「Movin’ up」では激しいダンスに合わせ、燃える魂を象徴する炎の特効が何度も噴き上がった。