7クール連続でドラマ出演、注目の若手俳優・高橋文哉　思わず泣いた兄からの言葉とは

　ドラマ「最愛」「君の花になる」など、数々の話題作に出演している俳優・高橋文哉さん。「ネクストブレイク」「2023年の顔」の呼び声も高いが、どう感じているのだろうか。AERA 2023年1月2－9日合併号の記事を紹介する。

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　2019年、「仮面ライダーゼロワン」（テレビ朝日系）の主人公役でデビューすると、「最愛」（21年、TBS系）、「ドクターホワイト」（22年、フジテレビ系）など、多数の作品に出演。22年にはドラマ「君の花になる」（TBS系）で、ボーイズグループ「8LOOM（ブルーム）」のリーダーを演じて話題になった。7クール連続でドラマ出演を果たすなど、高橋文哉さんへのオファーは引きも切らない。

「4年前は想像もしていなかった場所にいますし、毎年それは感じています。ただこれまでと違うのが、ありがたいことに先のお仕事のお話をいただいたりもしているので、少し先の自分が想像できることです。ここにこれがあるから今から準備しようとか、先のことをイメージしながらいろんな人とお仕事ができるのが、成長したのかなと思います」

　最近うれしかったことは何かと尋ねると、「兄の言葉です」と笑顔をみせた。

「『8LOOM』のメンバーと実際にライブツアーをしたのですが、公演に母と、2人の兄、兄の家族を招待したんです。ライブ後に兄から僕に連絡が来て。『お前が頑張ってる姿を久々に見たけど、マジですごいな。いいもん見せてもらった』と。そのあとに『でもお前が売れすぎて、3兄弟が会える時間が作れていないのが、少し寂しいよ』と言われたんです。僕、そのメッセージを見て泣いちゃいました。兄たちからはずっと『まだ認めない』と言われていたので、やっと認められたんだなと。うれしかったですね」

　これまで出演した作品の中で特に印象に残っているのは、「最愛」だという。高橋さんは吉高由里子さんが演じる朝宮（真田）梨央の弟、朝宮優を演じた。