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19日、日本気象協会が発表した最新の「梅雨入り予想」によりますと、九州~東北の梅雨入りは平年より早く、九州南部は来週5月27日頃でしょう。6月に入ると、四国や本州でも次々と梅雨入りし、関東甲信は6月4日頃の予想です。梅雨時の大雨に向けて早めに備えるとともに、梅雨入り前の晴天を、有効にお使いください。

今年の梅雨入り 最新の予想傾向は?

今年、すでに梅雨入りしているのは、沖縄地方と奄美地方。沖縄地方の梅雨入りは、5月4日頃と平年より6日早く、奄美地方の梅雨入りは5月11日頃と平年より1日早くなりました。(速報値)

そして、5月19日、日本気象協会が発表した、最新の「2022年 梅雨入り予想」によりますと、九州~東北でも、梅雨入りは平年より早い所が多いでしょう。

理由は、この先、梅雨前線の北上が、いつもの年より早い傾向が予想されるからです。

各地方の梅雨入りは いつ?

各地方の梅雨入りですが、九州南部では、来週後半、雨の降る日があり、これが梅雨入りするタイミングの一つになるでしょう。九州南部の梅雨入りは、5月27日頃と予想されています。

そして、6月に入ると、6月1日頃には九州北部、6月2日頃には四国、6月3日頃には中国・近畿・東海、6月4日頃には関東甲信で梅雨入りする予想です。

その後、太平洋高気圧が北へ強く張り出し、梅雨前線が日本海まで北上することが予想され、6月8日頃には北陸、9日頃には東北南部、12日頃には東北北部でも、雨の季節を迎えるでしょう。

梅雨入り前に 大雨への備えを 日差しを有効に

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九州や四国、本州でも、いよいよ梅雨入りが迫ってきましたが、梅雨期は大雨による災害の発生しやすい時期です。そこで、梅雨入りを前に、晴れる日は、日差しを有効に使いたいものです。

各地の「2週間天気」を見ますと、20日(金)は、九州南部で雨が降り出し、21日(土)は、本州でも、次第に雨雲に変わるでしょう。22日(日)は、北陸や東北で雨が降り、23日(月)も、東北は傘があると安心ですが、来週は、広い範囲で晴れる見込みです。

ただ、27日(金)と28日(土)以降は、曇りや雨の所が多く、29日(日)頃には広く日差しが出ますが、一時的でしょう。

いよいよ来週は九州南部、再来週になると九州北部~関東甲信でも梅雨入りが予想されます。梅雨入りへのカウントダウンを前に、側溝や雨どいの掃除をしておくなど、梅雨入りへ備えは、早めに行ってください。