三井住友カードのVポイントは獲得月より2~4年(カードの種類により異なる)で自動失効。マネックスカードのマネックスポイントは獲得日の翌々年度末で失効。ポイントが消える前にメールで知らせる会社と、サイトで表示するだけの会社がある。消滅予告をしっかりしてくれると思わないほうがいい。

 自分が持っているクレジットカードのポイントは、カード会社のサイトにログインすればチェックできる。昔から同じカードを使っていて、クレジットカードとネットをつないでいない人は、今から登録すればOK。

 さて、ポイントは何に使えるのか。三井住友カード×Vポイント(SBI証券)は、専用アプリへチャージし、1ポイント=1円で買い物に使えるほか、クレジットカードの支払金額に1ポイント=1円で充当できる。楽天ポイント(楽天証券)は、楽天市場、楽天西友ネットスーパーなど楽天経済圏のサービスで使えるほか、コンビニなどでも利用できる。マネックスポイント(マネックス証券)は他社ポイント5社とAmazonギフト券から交換先を選べる。Pontaポイント(auカブコム証券)はauPAY残高にチャージして買い物で使うか、au経済圏で自在に使える。

■飛行機のマイル交換

 飛行機のマイルに交換する手もある。VポイントはANAマイル、PontaポイントはJALマイルに、1ポイント=0.5マイルで換えられる。ANAとJALの両方に対応しているのが楽天ポイントとマネックスポイントだ。

 実際、投資信託の積み立てで貯めたポイントはどのように使われているのか。楽天証券とマネックス証券から明快な回答があった。楽天証券は「楽天ポイントを楽天証券の中で何に使っている人が多いかという観点で、1位は投資信託。2位は米国株。3位は日本株」。マネックス証券の場合、「1位は投資信託。2位はTポイント、3位はAmazonギフト券」。マネックス証券はAmazonギフト券、dポイント、Pontaポイントに1ポイント=1円の等価で即時交換できる点が他社(三井住友カードのVポイントは1ポイント=0.8円相当で交換)より優れる。

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