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ニューヨークの地下鉄のさらに下のトンネルで暮らす5歳のリトルと母親ニッキー。だが市の職員が不法住居者を排除しにやってくる。母親に連れられてリトルは初めて地上へ出るのだが──。連載「シネマ×SDGs」の16回目は、リアルに胸がつまる「きっと地上には満天の星」で母親を演じるセリーヌ・ヘルドとローガン・ジョージの共同監督に話を聞いた。
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(セリーヌ)大学1年のとき子守のボランティアで、恒久的な住居をもたない母子に出会いました。さらにマーガレット・モートンの写真集『The Tunnel』と出会い、トンネルで暮らす人々の写真と言葉に衝撃を受けたんです。ホームレスの人々を50人以上取材し、本作を作りました。
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(ローガン)ホームレスの題材は暗く重くなりがちですが、地下でコミュニティーを作る彼らには自由と主体性があり、映画的にこの問題にアプローチできると感じました。幼いリトルの視線から描くことで、いまもニューヨークに2万2千人以上いる子どものホームレス問題も表せると思ったんです。
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