撮影/写真部・松永卓也
撮影/写真部・松永卓也

りゅう すごいところだけ、いま言ってくれたので、全然だめですけど。

――子育てについて、新しく始まる連載の読者にはどんなことを伝えたいですか。

ぺこ 子育てって、我慢しなくちゃいけないし、自分を犠牲にしないといけないタイミングもあると思うんです。でも、ママもパパも人間だし、やっぱりママとパパがハッピーで楽しく生きていることを先ずは見せたいな、と思っています。もちろん完璧にこなすこともすごく素敵なことだし、大切なことかもしれないですけど、私はそれよりもどれだけ手を抜いても、どれだけ適当に日々過ごしてたとしても、「ママとパパといるの楽しいな」、「このお家でよかったな」って子どもに思ってほしいと思っています。適当は悪いことではなくて、むしろハッピーに生活するためにはすごくプラスなことだよ、ということを思ってもらえたらいいなと思います。

りゅう SNSが普及して、インスタとかユーチューブとかで人の幸せの形が簡単に見られるので、「他のママ、パパはこうできているのに」とか、他の子どもと比べてしまったりとかで、悩んでしまったり、病んでしまったりすることってあるんじゃないかな。だけど、あなたらしくしっかり子育てをしていれば、何も問題ないって思います。

 こういうママ・パパでいなきゃとか、自分が何かを守る立場になったときって思ってしまうと思うんですね。だけど、そこで余裕がなくなってしまったら、キャパオーバーしてしまうんです。

 それでは元も子もないから、自分の限界を把握して、余裕をつくることを一番に考える。そうすることで子どもにも幸せがいくのかなと思っています。僕もそういうのに縛られて仕事でも子育てでも悩んでしまうので、すごく気持ちはわかります。

 一緒に頑張りましょう!

(構成/AERA dot.編集部・吉崎洋夫)

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