現在3歳になる男児を育てるryuchell(りゅうちぇる)さんとpeco(ぺこ)さん。「無理なときは、サボったっていい」「叱っても愛を伝えるのが大事」など、夫婦が発信する“子育て論”に、SNSでは「救われた」「ためになる」など、共感の声も寄せられています。そんな二人が、日々の育児について語る新連載「ryuchell&pecoの子育て日記」が、今月からAERA dot.でスタートします。ryuchellさん、pecoさんが隔週交代で登場し、お子さんとの生活を通じて考えたこと、うれしかったこと、悩んだことをつづります。今回は、連載スタートを記念して、お二人一緒に登場してもらい、子育てについて話してもらいました。
【動画】ryuchellとpecoがいま子育てで困っていることとは?
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――二人がそれぞれ子育てで大事にしていることはありますか?
peco(以下ぺこ) どっちかが怒っているときは、絶対にどっちかが味方で、二人同時に怒らないというのはありますね。
ryuchell(以下りゅう) 怖い顔でお話するときがあっても「絶対に味方だよ」というのは伝わるようにしている。「あなたのことが心配だから、大好きだから言ってしまったんだよ」みたいな。
ぺこ うん、言ってる。
りゅう 同じ立場になって「さっきは言い過ぎてごめんね」と言うのもする。「大好きなんだよ」というのはベースにあるけど、あるだけじゃなくて伝える。そこは気をつけてる。愛をしっかり伝えることは意識はしていますね。
親がいろいろ決めすぎちゃったら、決めたことができなかったとき、子どもが自分を責めてしまう。そういう厳しい親になってもいいことないのかなと。だから、決めるのは少なくしようと思っていますね。
ぺこ 私は共感をするということを大事にしている。
りゅう うん、大事。
ぺこ 例えばやけど、お友達にベシンとしてしまったときも「ダメでしょ」ではなくて、「なんでベシンとしちゃったの?」って聞いて、「おもちゃ貸してくれなかったから」とか、「おもちゃ取られたから」って言ったら、「そうか、それは嫌だったよね」、「でも、叩くのはダメだよ。どうしたらいいと思う?」っていうように。どんな悪いことをしたとしても共感してから話をしてる。