秋篠宮ご夫妻は「悠仁を東大に」と周囲に語っていたとも報じられている。「筑波大付属に進学された場合、“初めての東大出身者”の天皇を目指されたいのかという憶測も湧いてしまいます」と河西氏は言う。さらに、憶測を呼ぶような進学先は避けるべきではと指摘する。
「眞子さんが小室圭さんと結婚したことから、国民からは厳しく見られているのは確かだと思います。眞子さんが進学した国際基督教大学(ICU)も、当初は悪く言われていなかった。むしろ、国際化社会にマッチしていて“いい大学を選ばれた”というような感じだった。今やICUに行かせたことが、眞子さんの結婚で国民が振り回されたくらいの勢いで言われる。もちろん、小室圭さんと出会った場所であるのは要因のひとつなのですが、結果、ICUへの進学もたたかれてしまった。悠仁さまも秋篠宮家への世間の評判がいい時代だったら、東京農業大学第一高校へ行っても、筑波大付属高校へ行っても、“いい選択だ”と国民は考えたのではないでしょうか。そういう意味では、悠仁さまにとっては、眞子さんの結婚があったタイミングでの進学で、ある意味、可哀想ではありますね」
“脱・学習院”という秋篠宮家の考えなのかもしれないが、「学習院に行けばいいのに」とも思えてくる。
「たしかに、本来であればハレーションを起こさないためにも学習院という選択肢もあるのではないかと思います。ハレーションをわざわざ起こす進学先を選ばなくてもよいのではないかと考える人もいるでしょう。さらに、もうひとつ言えるのは、東京農大であれば、悠仁さまは昆虫がお好きだそうなのでわからなくもない。しかし、筑波大付属は『提携校進学制度』を利用されると言われています。お茶の水女子大付属と筑波大付属で特別入試で進学が可能になる制度で、5年間のみ試験的に行われていて、その最後の年が悠仁さまの受験の時。これは、悠仁さまのために作られた制度なのではないかと憶測を呼ぶようなことになりかねない。もちろん、そうした“特例はない”とは思いますし、丁寧な説明がなされると思いますが、今や国民は秋篠宮家に対して、そうは見てくれない。だから、憶測を呼ぶような形で進学先が決まってしまうのは本来はよくないかもしれません」