トップアスリートのトレーナーがそう断言するが、食べたら動かないのが一番ダメ。
「一番問題なのが食べてずっと時間を置いてしまうこと。蓄積された糖は4日後くらいから体脂肪になってくるんです。体脂肪になって2週間後に体重に表れるんですけど、体脂肪になってから動かそうとすると、消費するのがすごく大変。だったら食後30分ぐらいを目安に運動をすること。これで、太ることはありえないんですよ。ホントありえない!(笑)」
お餅やごちそうを食べたらスクワットやウオーキングをする、あえて食後に初詣などのに出かける予定を立てるとか、「食べたら動く」を2022年は実践すべし!
中野ジェームズ修一/PTI認定プロフェッショナルフィジカルトレーナー/米国スポーツ医学会認定運動生理学士/「理論的かつ結果を出すトレーナー」として数多くのトップアスリートやチームのトレーナーを歴任。卓球の福原愛選手やバトミントンのフジカキペア(藤井瑞希選手・垣岩令佳選手)、マラソンの神野大地選手の個人トレーナー」として広く知られている。2014年からは青山学院大学駅伝チームのフィジカル強化も担当。講演、執筆など多方面で活躍。主な著書に『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経ビジネス人文庫)、『青トレ』(徳間書店)、『やせるのはどっち?理想の体型が手に入る「失敗しない」31の法則』(飛鳥新社)などベストセラー多数。