一連の犯行の動機について少年はこう話しているという。
「少年は進学校に通っており、受験を控えていた。事件前日は学校を無断欠席していたようだ。『思ったように勉強できず、志望校も難しい』『うまくいかないので死にたくなった』『自分も死のうと刺した』と言っている。事前に準備した計画的な犯行と思われる」(捜査関係者)
東大近くにある古本屋カフェのオーナーは事件を知り、受験生を心配している。
「受験生が平常心で試験を受けられるのか、精神面が心配です。明日も試験があるのでとにかく無事に終えてほしいです。試験に人生の全てをかけてる受験生もいると思います。事件現場を見てしまった人もいるかもしれませんから、そういう受験生へのケアもあってほしいです」
事件の真相解明とともに、被害にあった高校生2人や会場にいた受験生たちのケアもしっかりとしてほしい。(AERAdot.編集部・岩下明日香、今西憲之)