昨季リーグワーストの405得点と貧打に苦しんだ中日。左の大砲として期待された新外国人・ガーバーは打率.156、0本塁打、1打点と戦力にならず1年限りで退団。高橋周平、阿部寿樹、京田陽太ら主力も軒並み不振で深刻な貧打が5位に低迷した大きな要因だった。

 新外国人の補強が最も必要な球団のひとつだが、立浪和義監督は助っ人の獲得を見送る可能性を示唆していた。12月15日に東海ラジオの「立浪ドラゴンズ 監督就任スペシャル」出演した際、「まだはっきり決まってないですけど、現状色々な選手を見ましたが、A・マルティネスより長打がありそうな選手があまりいなかったので、もしかしたら取らない可能性もある」と語っていた。

「立浪監督にこの戦力で優勝を目指してほしいというのは酷です。クリーンアップを打てる選手を補強しなければ、ビシエドに掛かる負担が大きくなる。1人と言わず、2人ぐらい外野を守れる助っ人外国人を獲得するべきです。まだ時間はあるので今後の動向が注目されます」(スポーツ紙デスク)

 中日ファンに明るいニュースは届くだろうか。(安西憲春)

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