太田サトル
音楽では、北島三郎が芸道60周年、郷ひろみがデビュー50周年と、大物が節目でさらに元気な姿を見せてくれそう。
アイドル界では、永瀬廉らメンバー個人の活動も順調なKing ＆ Princeや、昨年11月のデビューでロケットスタートを決めたなにわ男子に要注目だ。
乃木坂46は、新センターとなった賀喜遥香を中心に、ますますの飛躍が期待される。一方、元AKB48の指原莉乃がプロデュースした＝LOVE（イコールラブ）や、モーニング娘。を擁するハロプロの新グループ・OCHA NORMA（オチャ ノーマ）なども参入し、アイドル戦国時代は今年も継続の見込み。
ユーチューブでの活動からメジャーデビューを果たし、昨年の紅白歌合戦に出場したシンガー・ソングライターの藤井風のように、ネットから人気に火がつくパターンもますます増えそう。あたらよ、諭吉佳作（ゆきちかさく）／men（メン）といったすでに若者の支持を集めているアーティストが、世代を超えてメジャーになっていく展開も楽しみだ。
とてもすべてを紹介しきれなかったが、これだけの面々が今か今かと活躍の機会を待ちわびる2022年。おもしろい一年にならないわけがない。（本誌・太田サトル）
※週刊朝日 2022年1月28日号
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