くら寿司は現在、アメリカに37の店舗を展開しています。もちろんそれらのお店でも、さまざまなロール寿司を販売、現地の方々に楽しんでいただいています。
特に現地の方々に人気なのが「ゴールデンクランチロール」。エビマヨとキュウリを裏巻きにして、上から特製スパイシーソースと甘だれをかけて、さらにパン粉をトッピングしたものです。スパイシーソースと甘だれが不思議にマッチして、それにパン粉のサクサク感がクセになる食感です。
今では、こうしたロール寿司も日本に逆輸入され、冒頭で書いたように日本のデパートでも販売されています。
そしてくら寿司では、逆輸入したロール寿司を、さらに日本風に進化させてみました。
その名も「たこ焼きロール」。
エビマヨとキュウリを裏巻きした上に、大阪名物のたこ焼きをトッピングしてみました。
見た目は少し驚かれるかもしれませんが、食べてみると、たこ焼きのソースとシャリが意外にマッチしているんです。
現在、「くら寿司グローバル旗艦店道頓堀」のオープン1周年を記念して、道頓堀のほか、浅草、原宿、押上の4カ所のグローバル旗艦店限定で販売しています。
ぜひこれらのお店に行かれる機会があれば、チャレンジしてみてください。
(この連載は今回で終わります)
○岡本浩之(おかもと・ひろゆき)
1962年岡山県倉敷市生まれ。大阪大学文学部卒業後、電機メーカー、食品メーカーの広報部長などを経て、2018年12月から「くら寿司株式会社」広報担当、2021年1月から取締役 広報宣伝IR本部 本部長。
※AERAオンライン限定記事