■辻希美や板野友美と並ぶママタレに?
それでも3児の育児と受験勉強を両立しているのは並大抵のことではない。前出のテレビ情報誌の編集者は「ママタレとしての格も上がりそうだ」と話す。
「先日、子どもたちと逗子に1泊旅行したことをインスタで報告していたのですが、長男はサップ、次男が釣りをやってみたいと言ったそうで、『やってみたいと言われると嬉しくなります 色々と体験させてあげたい』と、親心をつづっていました。受験より子育てを優先させるべきという意見もありますが、別居状態で3人の子どもを育てながら受験勉強を両立させるパワフルさは純粋にすごい。そんな小倉を見て応援する人も増え始めています。体調管理に気を付けてこのまま頑張れば、経緯こそ違いますが、辻希美や板野友美のように尊敬されるママタレとして、新たなポジションを築けるかもしれません」
芸能評論家の三杉武氏は、小倉についてこう述べる。
「昨年末に発表された『第6回好きなママタレントランキング』では前回の圏外から8位に急上昇してランクインしています。若い頃は“こりん星”キャラでブレークしましたが、単なる不思議ちゃんでは生存競争の激しい芸能界では生き残れない。まして小倉さんが頭角を現した当時はバラドル全盛期でしたし、相当の努力をしたと思います。デビュー前から芸能界への憧れが強く、下積みの苦労もいとわなかったと聞いています。タレントとしてのスキルやプロ意識も高く、努力家の一面もある。3児の育児と勉強の両立は大変だとは思いますが、持ち前のガッツで受験も成功させてしまうかもしれません」
どんな逆境にあっても、自分の道を必死に切り開こうとする小倉に、共感の声が集まるのは当然かもしれない。(丸山ひろし)