例えば仕事で売り上げが悪くて周りを失望させてしまったとします。そういうとき、「だって私はこの会社が第1志望じゃなかったし」みたいに思ってしまうことがあります。本当はこの立場にいたかったわけじゃない、って。そう考えてしまうのは仕方がないんだけど、でもそれは何の解決にもつながってくれません。第2志望でも第3志望でも、今出ている結果を受け入れて、じゃあ次に後悔しないためには何をすればいいか、考えて前に進んでいく。それがプロなんじゃないか。

　向いているか向いていないかは、自分が後悔のないようにやってみて結果から考えればいいや、ぐらいの気持ちでいいんじゃないかなと僕は思います。

　いて座は、自分で決めて自分で感じてやっていく人だし、一番になりたい気持ちもある人です。だから自分のプライドが傷つけられることをすごく恐れてしまうところもある。自分が心から賛同したわけじゃない居場所、ある種自分にとって不慣れな場所とか苦手な場所で3年ぐらい過ごしたいて座は、ものすごく成長するように思います。

◎しいたけ.／占い師、作家。早稲田大学大学院政治学研究科修了。哲学を研究しながら、占いを学問として勉強。「VOGUE GIRL」での連載「WEEKLY！ しいたけ占い」でも人気

※AERA　2022年7月18－25日合併号

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しいたけ.

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しいたけ.／占い師、作家。早稲田大学大学院政治学研究科修了。哲学を研究しながら、占いを学問として勉強。「しいたけ. 公式サイト」では月刊占いやコラムを連載中。 https://shiitakeofficial.com/

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